5mm 炭素発熱ボード
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炭素発熱ボードとは?
炭素発熱ボードは、韓国式オンドル技術と炭素発熱技術を融合した厚さ5mmの乾式床暖房用ボードです。ボイラーや温水配管工事が不要で、断熱材の上にボードを敷設してコネクタを接続するだけで施工が完了します。遠赤外線輻射熱により床・壁・人体へ直接熱を伝え、足元から室内全体を効率よく暖めます。住宅、ホテル、高齢者施設、別荘、グランピング施設など幅広い用途に対応します。
炭素発熱技術・構造
炭素は金属と鉱物の特性を併せ持つ半導体材料で、一般的な金属発熱体よりエネルギー効率が高く、安定した発熱性能を持っています。独自のブレンディング炭素技術により、耐熱性600℃以上のアラミド繊維へ炭素を均一に吸着させ、「左右回転ノズル工法」で均一な炭素発熱糸を製造しています。この炭素発熱糸を高密度ポリエステル内部へ配置し、300トン高圧プレスで圧縮成形することで、厚さ5mmの薄型ながら高耐久・高強度のボードを実現しています。

主な特長
- 完全乾式・省施工
モルタル養生期間が不要な完全乾式工法で、ボードを敷設しコネクタを接続するだけの簡単施工です。即日施工・即日使用が可能で、工期短縮と人件費削減を実現します。 - 部分交換が可能な並列構造
一般的なフィルム暖房や直列式ヒーターは一部が損傷すると全体交換が必要になる場合がありますが、本製品は並列構造のため一部損傷時も正常運転を継続し、損傷部のみの交換が可能です。 - 超薄型・軽量設計
厚さわずか5mmで、既存床を撤去せずに施工可能です。木造住宅やリフォーム現場にも適応しやすく、荷重負担や天井高への影響を最小限に抑えます。 - 高耐久・良好な歩行感
300トン高圧プレス成形による高剛性構造で、フィルム暖房特有のたわみや沈み込みがなく、重量家具設置時も変形・断線リスクが少ないです。 - 現場適応型割付施工
900mm×1,800mm(600mm×1,800mm)の標準モジュールに加え、発熱回路を持たない不発熱ボード(調整用ボード)を使用し、柱・壁面・変形間取りなどの端部も精密に調整施工できます。 - 遠赤外線輻射暖房
遠赤外線放射率0.904(波長5〜20μm)、放射エネルギー4.19×10²W/m²・μm(50℃)を確認。空気を直接暖める対流暖房ではなく床・壁・人体へ直接熱を伝えるため、足元から暖かく乾燥感やホコリの舞い上がりが少ない室内環境を実現します。 - 抗菌・脱臭効果
韓国遠赤外線応用評価研究院(KIFA)の試験において、大腸菌・黄色ブドウ球菌に対し24時間後99.9%の菌減少率を確認。脱臭試験でも120分後67%、最終85%の脱臭効果を確認しています。 - 低電磁波・高い安全性
第三者試験機関による分析で、鉛・カドミウム・水銀・六価クロムなど8大重金属について検出なし(ZERO)を確認。ISO14001環境マネジメントシステム認証を取得しており、電磁波レベルも一般的な電気暖房パネルやフィルムより低く抑えられています。
部分交換対応の並列構造

炭素発熱ボードに穴が開いても、製品が並列構造になっているため破損部のみの交換が可能です。
製品仕様(T5仕様)
| 製品区分 | 消費電力(W) | 発熱温度(℃) | サイズ(mm) | 厚さ(mm) |
|---|---|---|---|---|
| T5 ブラックボード | 300 | 60 | 900 × 1,800 | 5 |
| T5 ブラックボード | 200 | 60 | 600 × 1,800 | 5 |
| T5 カラーボード | 300 | 60 | 900 × 1,800 | 5 |
| T5 カラーボード | 200 | 60 | 600 × 1,800 | 5 |
基本仕様
定格電圧:AC200V(単相) 定格周波数:50/60Hz 表面最高温度:約60℃
フローリング仕上げ対応ワンタッチ専用ハーネス対応
※サイズ・定格電圧(100V/200V他)・消費電力はカスタマイズ、OEM・ODM対応が可能です。
性能試験結果
| 試験項目 | 性能・結果 |
|---|---|
| 発熱性能 | 約10分で35℃到達 |
| 温度均一性 | 温度偏差 約2.5℃ |
| 耐荷重性能 | 500kg荷重試験 合格 |
| 防水性能 | IP8相当 防水試験 適合 |
| 遠赤外線放射率 | 90%以上 |
| 抗菌・殺菌性能 | 24時間後菌減少率 99.9% |
| 脱臭性能 | 58% → 67% → 85% |
| 有害物質 | 重金属 検出なし(ZERO) |
| 電磁波 | 低電磁波・人体安全基準適合 |
| 耐久性 | 長期使用を考慮した高耐久構造 |
電磁波測定結果(同一条件比較)
| 製品区分 | 最低値 | 最高値 |
|---|---|---|
| 電気温水パネル | 94.2mG | - |
| 電気暖房フィルム | 1.6mG | 529mG |
| 炭素発熱ボード | 0.0mG | 26.6mG |
※韓国国内許容基準:833mG
他暖房製品との比較
| 項目 | 炭素発熱ボード | 電気パネル | 電熱フィルム |
|---|---|---|---|
| 電磁波 | ほぼ無し | 多い | 少ない |
| 遠赤外線 | 91〜94% | 無し | 90% |
| 過熱リスク | 低い | 有り | 有り |
| 耐久性 | 非常に高い | 腐食有り | 低い |
| 荷重強度 | 高い | 普通 | 低い |
| 暖房方式 | 輻射熱 | 伝導熱 | 局部暖房 |
| 温度ムラ | 少ない | 大きい | 有り |
| 部分交換 | 可能 | 困難 | 困難 |
施工参照図
1)床暖房施工 断面詳細図

2)配線系統図

3)ボード配置図

施工方法
- ①施工前点検
床面の状態確認、施工範囲の確認、電源設備の確認、床面の清掃、凹凸・損傷箇所の補修 - ②防湿処理
防湿シート敷設、シート継ぎ目のテープ固定、湿気侵入防止処理、床面の乾燥状態確認 - ③断熱材施工
断熱材の敷設、隙間のない施工、床面への固定、熱損失防止対策 - ④炭素発熱ボード設置
発熱ボード配置、端子位置確認、直列・並列配線、専用ハーネス接続、温度センサー設置、温度コントローラー接続 - ⑤配線・電気点検
配線状態確認、接続部確認、絶縁抵抗測定、漏電・短絡チェック、接続部保護処理 - ⑥試運転・性能確認
試験通電、均一発熱確認、表面温度測定、消費電力確認、温度制御確認、安全性能確認

日本標準6畳モデル(T5基準)
日本の一般的な6畳空間(約10㎡)に対応したT5炭素発熱ボード床暖房システムです。約10㎡の施工面積に対して約6.5㎡を発熱エリアとして設計し、900mm×1,800mm×5mmのT5炭素発熱ボードを4枚配置します。室温制御および床温制御により快適性と省エネ性を両立します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施工面積 | 約10㎡ |
| 発熱面積 | 約6.5㎡ |
| 使用ボード | 4枚 |
| 定格電圧 | AC200V |
| 総消費電力 | 約800〜1200W |
| 温度制御 | 室温制御・床温制御 |
| 設置方式 | フローリング直下施工 |
電気料金の目安(電力単価31円/kWh基準)
| 使用時間 | 月間電気料金(目安) |
|---|---|
| 5時間/日 | 約3,000〜4,000円 |
| 8時間/日 | 約5,000〜6,000円 |
※使用環境、断熱性能、設定温度により変動します。
施工実績


想定導入分野
- 高齢者施設・介護施設
- ホテル・旅館・グランピング施設・別荘
- 木造住宅・マンションリフォーム
- 保育園・幼稚園・学校・医療福祉施設
- 寒冷地住宅